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大学の学園祭で見た学生プロレスが忘れられず、プロレス研究会に新しく入ってきた五十嵐。必死に技のメモを取り、写真も撮りまくる彼は、どう見ても生真面目な普通の学生。だが実は彼は事故で新しいことを記憶できなくなった高次脳機能障害を抱えていた。そのため学生プロレスには大事な段取り(踊りの振付けのように技がかかる順番などが決まっている)が覚えられず、試合は常に真剣勝負に。だがそのなかなかギブアップしないガチンコ試合が話題となり、五十嵐は人気者になっていくのだが……。 人気劇団モダンスイマーズの舞台『五十嵐伝〜五十嵐ハ燃エテイルカ〜』を原作にした傑作青春映画。とにかくまずは構成がうまい。最初に普通の段取りがなかなか覚えられない爽やか青年ぶりをサンザン見せておいて、事故以前の記憶しかなく、毎朝新しい記憶がリセットされた状態で起き、懸命に前日までの記録を綴ったノートを必死に読む彼の本当の日常を見せる。それまでの行為がすべてこのためだった……と知った瞬間に胸にグッときた。その大変さを乗り越えて、懸命に生きている彼の姿に涙するのだ。泣かせる台詞もいっぱいだし、佐藤隆太がまさに体当たりでプロレスにトライしたのも素晴らしい。男性は特に泣けそうな1本。(横森文)
みなさんとプロレスしてる時が唯一楽しいんです。・・・覚えてないけど。 内容紹介で予想できるまんまの展開ですが、それを上回るおもしろさでした。
ウルフルズの挿入歌やチャットモンチーの主題歌もとてもよく、後半に入ってからは感動させられる台詞まみれ。
ラストの試合のシーンは今までの伏線を見事に回収していき最高に盛り上がり感動できます。
でも一番残ったのはバスでの告白のシーンです。 今までに見た中で一番悲しいといっていいほど悲しいシーンでした。
「評価買い」に値する 僕は「評価買い」ということをします。それはいい作品だから、買うことで評価したい、応援したい、ということ。レンタルで見ましたがとても良いので、評価買いをしました。 緻密なストーリの展開、とその感動、それを正直さとバカっぽさで彩る演者、とても良かったです。雰囲気としては、挿入歌にあるウルフルズが似合う感じでしょうか? 完成度の高さはきっと原作にあると思います。舞台「五十嵐伝 ̄五十嵐ハ燃エテイルカ ̄」が原作、というのもなんだかわかる気がします。いいものは映画化なりなんなりでリメイクされるものです。最近流行りの、「流行りものを流行らす」的な(るーーきーず?)ものではないけど。まぁまずはレンタルから。気に入ったら評価買いをしてみては?
時々ドキッとするような台詞があり、そこは面白かったが… 作品の内容紹介そのままの展開で、予想通りの展開と結末の物語。時々ドキッとするような台詞があり、そういう予想外のポイントは面白かったが、正直レンタルで借りた後、購入してしまった”うた魂♪フル!!!(初回限定生産2枚組)”の方が泣けたし、感動したし憧れた。封入特典も夏の暑い時期に製作された為か、包装(ビニール)がガビガビになっていて商品に対する愛情が無いのも制作者側の儲け第1主義が感じられ萎えた(但し中味そのものは無事)。チョット狙いすぎ感が☆−1。
小泉監督の2作目は北海道でのガチ☆プロレス ROBOT製作+フジテレビ総指揮+東宝配給で小樽が舞台の作品といえば、邦画史に残る大傑作と思う「Love Letter」以来だろう。小樽が舞台の作品はなぜか素晴らしい作品が多い(最終兵器彼女だけは除外)が、本作もROBOTの秘蔵っ子、小泉徳宏監督の手腕とキャストのガチっぷりで最高の作品となった。内容は「ワイルド・フラワーズ」の学生プロレス版といった趣だが、佐藤隆太の奮闘ぶりが本当に「絵」になっていた。部室の佇まいや面子などは同じROBOT所属の本広作品「サマータイムマシンブルース」にも通ずるところがある。後輩として小泉監督も意識したのだろうか(笑)。他、宮川大輔のコメディリリーフぶりや仲里依紗のキュートさも映画を締めていた。特に、昔は鰊の大漁場として隆盛を極めた旧小樽漁港での記憶を失くした兄と、それを励ます妹のシーンは最上だった。セリフは少なくてもわかりあえる。そんな情感を作り上げた小泉組には本当に拍手である。5つ星満点、とはいえないが、4.5つ星の四捨五入で5つ星(笑)。
輝く瞬間 始めに、ネタバレになるかもしれないので、それでもいいと言う方以外はお気をつけください。
私はこの作品をレンタルで観ました。 前々から少し気になっていたし、せっかくだから観てみよう。そんな軽い気持ちで手に取り、実際そこまで期待はしていませんでした。だから、まさかあそこまで感動するとは思いもしないことでした。
まず、この映画の主人公は脳に障害を持っています。 記憶が一日しか続かない。だから新しいことも覚えられず、将来も閉ざされ、家族に頼るしか生きる術がない。
そんな途方もない絶望の中で彼が見つけた希望がプロレスでした。
記憶には残らないけど、体には練習の傷や成果が残る。そこに彼は生きる実感を感じ、仲間に支えられながらも共に成長し、リングに立ちます。
けれど、どれだけ楽しく描いたとしても、障害という現実は消えはしません。
彼がその苦しみから完全に解放される日は来ることはありません。
それでもこの映画のラストの試合、彼は素晴らしいくらい輝いていました。 ただ絶望して終わるのではなく、諦めずに前へ前へと進み続けた彼の姿に感動し、いつの間にか私は涙を流していました。
あまり知名度は高くはないのかもしれませんが、ちょっとでも興味がわいた方は、私と同じように軽い気持ちでレンタルでもいいからこの映画を観てみてください。
この映画がもっとたくさんの人に観てもらえればいいと思わずにはいられません。
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