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トミー [DVD]

ロジャー・ダルトリー アン・マーグレット オリヴァー・リード エリック・クラプトン エルトン・ジョン
売上順位:30853
評価:評価:4.5
発売元:キングレコードキングレコードキングレコード
発売日:2006-01-25
¥ 2,625


関連ジャンル
英語
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ミュージカル
ミュージカル・音楽映画

???ジャック・ニコルソンが歌う(歌おうとする)のを聴きたいと思ったり、アン・マーグレットが酔っぱらったようにベイクド・ビーンズの滝に打たれて跳ね回っているところを見てびっくりしたいと思ったら、『トミー』はまさにうってつけの映画だ。ザ・フーの素晴らしいロック・オペラは、たまたま監督ケン・ラッセルの映像に対する過剰趣味と抜群に一致、この1975年の映画は、ケン・ラッセル監督にとってもっとも代表的な作品となった。この作品は、ミュージカル的誇張がなされた発熱夢であり、それはピート・タウンゼントの、ロック叙事詩を描くという野心におあつらえのものだったのだ。内容は、表題の“耳が聞こえず、口もきけず、目も見えない少年”(ザ・フーのヴォーカル、ロジャー・ダルトリーが演じる)が、知覚を奪った子ども時代のトラウマを乗り越え、“ピンボール・ウィザード”となり、組織化された宗教の偽善に対してタウンゼントがしかける壮大な戦いの救世主というものだ。

???ラッセル監督の影像催眠術にかけられ、観客は夢見状態になるにもかかわらず、ストーリーは驚くほど首尾一貫している。トミーのオデッセイは映画全体を覆う音楽を通じて描かれ、それぞれの曲、血が逆流しそうな「アシッド・クィーン」(ティナ・ターナーのはまり役)、善意の医者役のジャック・ニコルソンの一曲、そびえ立つエルトン・ジョンの「ピンボールの魔術師」、そしてダルトリーの自己覚醒的「僕は自由だ」といった曲が、トミーの成長の過程で軸となる章を表している。エリック・クラプトンや、(すごいことに)ザ・フーのドラマー、キース・ムーンらも登場している。 すべてを通じてケン・ラッセルは信心深いといってもいいほどタウンゼントのアーティスティック・ヴィジョンに忠実だ。初公開当時こそ、評論家は賛否両論だったが、今みると『トミー』はいかれた映画のマイナー・クラシックであり、創造力をかきたてるミュージカルの鬼才作品として価値があるのだろう。(Jeff Shannon, Amazon.com)


評価:4ピッチが気になる
Tommyは私が子供のころにとても強い感動した作品で、それ以降現在に至るまで熱狂的なThe Whoのファンとなった。全編セリフがロック・ミュージックという斬新さと、圧倒的な音の洪水は、未だにそれを超える衝撃に出会うことがない。日本ではこれまでPCMステレオでしかDVD化されてなかったため、自分をとりかこむ5chのHiFiサウンドを再体験したいがばかりに、わざわざResion 1のアメリカのDVDを買ったくらいだ。
今回、待望のResion 2日本版が出るとのことで期待して購入した。ピートによる5.1DTSも期待していた。音の分離はとてもいい。しかし、何かが違う。ピッチが高い、つまり速いのだ。アメリカ版は111分、今回の日本版は106分とある。あきらかにピッチが違う。PAMからの変換のせいだと思われる。クレジットの最後の方にQuintophonicのロゴがでないのも、アメリカ版とは違うオリジナルプリントを使ったことを想像させる。


評価:5ピンボールの魔術師
この曲を何度聞いたことだろう。「HITACHIミュージック・イン・ハイフォニック」は自分にとっては宝箱だった。ラジオから聞こえてくるこの曲は、自分をわくわくさせてくれた。大人になって映像を見て、もっと感激した。このDVDはラジオに釘付けになっていた自分を思い出させてくれる。


評価:5THE WHOのロックオペラと言ったらこれっきゃない
 迫力のある音楽の世界を映像にしたいという欲望を、ストーリーをつけるとこうなるのかという過剰な世界の演出の見本みたいな作品。ファンには嬉しい。ミュージカルというものをお堅く考えている人にはしんどい。実験的な映像というものを望んでいる人にはありがたい。この時代の1流のエンターティーナーをざっと見たいという人にはうってつけ。映画俳優あり、ギタリストあり、ドラマーあり、もちろんロッカーあり、ミュージカルスターも何もかも、おいしいとこ取りといってもいいくらい、役柄と歌と演技に魅了されます。コンサートに行ったと同じよ。
 
 ストーリーは実はシリアスだし、戦争、恋愛、再婚、殺人、トラウマ、自閉、虐待、麻薬、いろんなものが出てきて、宗教家に怒られやしないかってレベルも含んでいるとは思うのだけれど、音楽が全てを解放し、癒しているといっても過言ではありません。
 その、歌詞の思想性・哲学的要素は味わってもらうしかありません。もちろんメロディラインの美しさも。私はけっこう泣けます。TOMMYの世界に引きずり込まれてしまいます。

 30年前の作品とは思えない、斬新な音楽と映像を堪能して下さい。
 


評価:3ザ・フーのファンとしては嬉しいですね。
ザ・フーの「トミー」がお好きな方には十分楽しめると思います。1975年の作品で、キース・ムーンも登場します。エリック・クラプトン、ティナ・ターナー、エルトン・ジョンの登場シーンはよく使われるのでご覧になっている方も多いのではないでしょうか。ロック・オペラ「トミー」の映画化ですが、脚本も書いているケン・ラッセル監督の解釈としての映像化ですので、自分の思い描いているイメージと異なる場面も出てくるでしょうが、「トミー」の全曲を使用し、曲の詞だけで物語が進行してゆく作り方はフーのファンとしては嬉しいですね。ミュージック・クリップとも考えられるでしょう。お母さん役のアン・マーグレットが非常に良かったと思います。ロジャー・ダルトリーにはもう少し良い場面を作ってほしかったという気もします。アルバム「トミー」をしっかり聞き込んだ人にお勧めです。


評価:5ケン・ラッセルが好きだ!
なぜだか自分でもわからないのですが、ケン・ラッセルが好きです。
独特の映像イメージはまさにOne and Onlyです。そのイメージはヨーロッパ、キリスト教的で完全には理解できないような気がしますが、無理に理解する必要はないような気がします。評論家じゃないんですから。イメージはイメージとしてそのまま受け入れればいいのだと思います。後は好き嫌いの問題です。個人的には好きです。何だか得体の知れない感じとともに。
映画の中で一つの世界を構築し、その中で独自の時間が流れている感じはフェリーニに似ています。見終わった後、現実が逆に虚構っぽく思えてくるのもフェリーニに似ています。このままあっちの世界に行っちゃった人もいるかもしれません。
この映画は子供の頃に観て以来ずっと心の片隅に引っかかっていました。そのことをある女性に話したら、「そんな映画小さい頃に観ちゃ駄目よ。」と言われてしまいました。確かに、気付かないうちに人格に影響を与えているのかもしれません。