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???「最初の1音からスイングしてたよ」「スイングさせる、ということをあれほどわかってた人はいないね」。このドキュメンタリーに登場するミュージシャンたちは全員、カウント・ベイシーのことをとても楽しそうに語っている。そのインタビューを見るだけで、全盛期のカウント・ベイシー楽団が持っていた魅力が伝わってくるようだ。 ???スイング・ジャズを象徴する偉大なミュージシャン、カウント・ベイシー。彼の生涯を膨大な資料映像をもとに描いた本作が伝えているのは、彼の個性的かつ強烈な音楽観だ。楽団のメンバーを厳密に統制するのではなく、個々のミュージシャンのキャラクターをしっかり引き立てながら、なおかつバンド全体を猛烈にスイングさせる。独自の手法から生まれる生々しいバイブレーションは、21世紀のいまも、きわめて鮮烈な印象を見るものに与えるだろう。大きな目をクルクルさせながら、太い指をなめらかに動かすプレイスタイルも超キュート。よく冷やしたビールを片手に、体を揺らしながら楽しんでほしい。(森 朋之)
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