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ウィズ・ティース |

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ナイン・インチ・ネイルズ 売上順位:106627 評価:
発売元:ユニバーサル インターナショナルユニバーサル インターナショナルユニバーサル インターナショナル
発売日:2005-04-27
¥ 2,548
関連ジャンル ポップス オールディーズ 60s-70s 80s 90s以降
| Tracks 1 オール・ザ・ラヴズ・イン・ザ・ワールド 2 ユー・ノウ・ホワット・ユー・アー? 3 ザ・コレクター 4 ザ・ハンズ・ザット・フィーズ 5 ラヴ・イズ・ノット・イナフ 6 エヴリ・デイ・イズ・イグザクトリー・ザ・セイム 7 ウィズ・ティース 8 オンリー 9 ゲッティング・スモーラー 10 サンスポッツ 11 ザ・ライン・ビギンズ・トゥ・ブラー 12 ビサイド・ユー・イン・タイム 13 ライト・ウェア・イット・ビロングス 14 ホーム 15 ライト・ウェア・イット・ビロングス V.2 16 ザ・ハンズ・ザット・フィーズ(ラフ・ミックス)
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???トレント・レズナーは常に一癖ある男だが、それは極上の一癖だ。陽気なメロディーを凶暴なエレキでかき鳴らす癖。不運にも、この一癖のインパクトは不機嫌さや自己陶酔への傾向によって薄まることもしばしばだった。それでも、NINの前作『The Fragile』からほぼ6年が過ぎたが、この癖そのものはティーンを唸らせるアピールを少しも失いはしなかった。『With Teeth』は冒頭の「All the Love in the World」から弾け、「The Collector」のような曲ではデイヴ・グロールの叩きつけるようなドラムが最大限に生かされている。レズナーは異なる手法を試みようと、あからさまにマーケットを意識したお祭り騒ぎ「The Hand That Feeds」から、ニューウェイヴすれすれの「Only」まで幅を広げている。だが、『With Teeth』は幅を広げることを目的としたアルバムではない。変わらぬ一癖を、もっとうまい形で発揮してみたアルバムだ。騒々しさを減らし、もっと取っつきやすくして。『Pretty Hate Machine』の散漫なところを『Downward Spiral』式に端正に凝縮して、NINの作品で最も密度のあるアルバムに仕上げている。(Matthew Cooke, Amazon.com)
これはやはり名盤だと思います iPodが一杯になったので何か消さなくてはいけないのですが、With Teethの曲はひとつも消せません。NINのコアなファンにとっては、このアルバムは軽すぎるかもしれませんが、トレント・レズナーの妄想世界とその音楽的表現が微妙なバランスを確保しているという意味では、このアルバムは彼のベストではないでしょうか。
自らの遺産を食い潰す近年のトレント 「ポップでダイレクトになったから分かりやすくなった」「音の数が減って、シンプルさが増した=彼の自信回復を表している」当時の本作に対する人々のレビューを見た時、久々に出たから積極的に評価しなきゃ的な印象を受けてしまった。私はそんな風に積極的な肯定はできませんでした。
このアルバムはとても意外な形で幕を開けます。とても穏やかなのです。これまでの彼の作品は必ず過剰なまでに激しいナンバーで始まっていたからです。一曲目のトレントの消え入りそうな声にはとてもびっくりしました。 その後は基本的に歌とギターとドラムが真ん中に在る、という、所謂ロックバンドとしての形の曲が続きます(それが何だか珍しい人なんです)。とは言えそれは彼なりの王道を行っているので、凡百のバンドとは確実に一線を画すわけですが。特に2曲目のドラムの応酬に乗っかったアグレッシヴさは素晴らしい。
しかし、そこに私は物足りなさを覚えてしまったわけです。あの幾重にも積み上げられた、天才的なまでの音の構築美、そして時にはそれを真っ向からぶち壊してしまう衝動に彼の真髄を感じていたものですから。 また、全編同じトーン包まれている印象を受けてしまい、彼お得意のヴァリエーションが感じられないのです。しかも私にとっては、以前のとっつきにくいと言われる作品群の方がずっとポップに感じられるのです。
残念ながら「With Teeth」は彼のこれまでの遺産を食い潰して繋ぎ合わせたような印象がどうしても拭えないのです。予想通り安定感を取り戻したトレントはその後現在までに3枚のアルバムをリリースしていますが、どれも評価には値しない、残念なクオリティを保ち続けてしまっています。
次回作への布石 90年代アメリカロックの傑作フラジャイルのようなケバイプロダクションとデカダンをポシャって、トレントいわく、ボブ・ディランのようなシンプルで深みを持ったアルバム、を志した、新生ナインインチ第一弾が本作品である。ある一定のキャリアを築いてしまい、グランジの頃からの固定ファンもついているロックスターがシフトチェンジを敢えて行うことは大いに評価できる。が、肝心の完成度は今一つであろう。音数をへらすということは行間を読ませるごとく音と音の間を聞かせるということに相違ない。成る程ファーストシングルthe hand that feeds は新生ナインインチの狼煙に相応しい反アメリカ的なパンク精神あふれる、アッパー系ハードロックチューンではある。だがそうしたトレントの前後事情を排し、曲だけを素直に聞けば単なるハードロックなのである。ディランのような深みは見えてこない。そしてアルバム全体について同じようなことが言える。これはトレント自身も認めているように悪くはないがどこか宙ぶらりんなのである。過去の曲を焼き直して何か引いたような曲も多い。要するにサウンドプロダクションのピントが合っていないのである。しかし悪いことばかりではない。次回作year zeroではこの音数を減らすという路線とこれまで以上にヒップホップやファンクを取り入れるという方法によりちょっと新しいものを提示できている(相変らずくらいけど)。だから路線変更の意味はあったのだ。こうした点を踏まえると本作品は過渡期の、トレント本人には意義深いものだったといえるのではないだろうか。初めてナインインチの作品を聞く人には以上の理由から90年代の傑作フラジャイルか00年代のスタンダードと思われるyear zero を薦める。
再スタートは上出来 結構長い空白期間を置いて世に出されるため これでNINを始めて知る、若者も多い訳だ。
ポップで耳あたりのいい曲が並べられ インダストリアルで凶暴・文学的かつ内省的な一面は制御され 滑らかかつ大人になったトレント・レズナーの魅力に古参は頷いたと思うが
一方何か物足りないのも事実で、本人もキャリアの中でやり尽くした感があったのか 再スタート(スタートダッシュの銃声)作品と位置づけるべきだろう。
これがNINの本当の姿では無いような気がする。
正直 傑作と謡われるflagileが個人的には苦手でした。その為、今作を購入するのをためらいました。しかし、聴いてみると曲風が完全にインダストリアルロックで、アルバム中にもダラダラした曲は少ない。まだ他のアルバムは聴いてませんが、彼等のアルバムでいち押しの一枚です。
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