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ライフ・オブ・デビッド・ゲイル [DVD]

ケビン・スペイシー ケイト・ウィンスレット
売上順位:75126
評価:評価:4.0
発売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日:2004-09-29
¥ 2,090


関連ジャンル
英語
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ヒューマン

???同僚の女性を殺した罪で死刑宣告を受けた元大学教授。死刑執行まで3日となったとき、彼は手記を書いてもらうために記者と面会する。話を聞く記者は、彼の無実を確信し、死刑判決を覆そうとするが…。『フェーム』『ミシシッピー・バーニング』など、多くのジャンルで傑作や問題作を生み出してきたアラン・パーカー監督による、衝撃的な展開をみせるサスペンス。
???死刑囚を演じるのはケビン・スペイシー。死刑反対運動に加わりながら、過去に教え子をレイプした容疑で逮捕された複雑なキャラを、いつも以上に謎めいた演技で見せ、観る者を煙に巻いていく。そんな彼に対して、観客はケイト・ウィンスレット扮する記者と同じ目線で事件の核心に迫ることになる。死刑の是非という社会派の一面に、事件の鍵となるおぞましいビデオ映像も織りこんだ展開は、パーカーのパワフルな演出力もあって、最後の一瞬まで緊迫感をキープ。そして訪れる結末は「ズシリとした余韻」などという形容も甘く感じられるほど、観終わった後、当分の間、心の奥から離れないはずだ。(斉藤博昭)


評価:4一生をどう生きるか
大学教授が教え子からレイプで訴えられた。告訴は取り下げられたが、彼の名誉と地位、家族は崩壊してしまう。そんな中一緒に死刑反対を訴えてきた、同僚の女性の殺人容疑で逮捕、死刑確定。死刑執行日の4日前にある女性記者を名指しで指名。死刑までの3日間、独占インタビューをする、というのがこの映画の大体の流れ。
ガラス越しで行われるインタビュー、ケビンとケイトの演技力がとても光ってたように思います。観ている方はケイトと一緒にケビンの話の中から一つ一つのピースを抜き出し、パズルを埋めていく感じ。サスペンスとしては非常にいい内容になってると思う、ただの死刑問題だけの映画ではない感じ。死刑反対訴えの裏に、息子の思い出の中でレイプ犯で終わりたくないという、ケビンの父親の思いが良く描かれていたように思います。
最後の衝撃はさすがサスペンスと言う出来でした。
ただ・・同じケビンのサスペンス代表作ユージュアルサスペクツには、やはり劣るかな。



評価:3アンチ・死刑制度のポリティカル・スリラー
かなり一方的に死刑制度への激しい反対を見せると、逆にそのクリシェに食傷する。
ケビン・スペイシー演ずる死刑執行反対運動のリーダーは、その自らの命を犠牲にしつつ逆説的に生きることの意味を深く問うのがこの物語の主旨であるにかかわらず、死の対極にある「生」の意味についての問いかけはなくただ無批判にそれを全肯定するかのような文脈と、それに伴う死への無条件な恐怖は、アラン・パーカーにとっては「エンジェル・ハート」以来繰り返し用いられてきた安易なパラダイムにすぎず、そこで行われるいかなる生死も結局見るものにとってもはや見飽きたステレオ・タイプにすぎない。
政治的に重要な監獄のシステムへの疑問を投げかけつつ結局凡庸な印象しか残さないのは、このように生(死)への、たとえばC・T・ドライヤーのような人にしか持ち得ない深い洞察が欠如しているからだと言わざるを得ない。


評価:4賛否ある「衝撃的」なラスト
この役に自ら名乗りを上げて挑んだというケヴィン・スペイシー。彼を抜きにしてはこの作品は成立できないのではと思わせるほどの存在感を示している。一方で相手役のちょっと太め(^^;)になったケイト・ウィンスレットも引けを取らない好演。興業的には厳しいと思われるこの種の重い題材をただストレートに訴えるのではなくサスペンスとして一級のエンターテイメントに昇華させることに成功し、決して独善に陥っていない秀作。違和感すらある「衝撃的」なラストには賛否があると思うが、見た後に考えさせられるのは間違いない。


評価:5面白かった!
かのタイタニックの女優さんと、ケヴィン・スペイシー、ローラ・リニ−。

ほぼ三人がメインながら、ちらちらしていくわき役達。

レイプ、冤罪、死刑。
死刑廃止問題。

デビットが欲したもの。
手に入らなかったもの。
選んだ事。

1シーンでも見逃さず、この映画の伝えるメッセージを感じて欲しいです。


評価:4天才教授の無実の証明
アラン・パーカーらしい人間の深層心理サスペンスの傑作。

殺人疑惑をかけられ死刑宣告をうけている教授(ケビン・スペイシー)は女性記者に手記を残そうとする。女性記者は彼の素性を調べていくうちに無実であることを確信していくが決定打となる証拠を見つけられないでいた。死刑の執行日が日に日に迫っていく中で彼に対する信頼が彼女の中で生まれ、死刑の執行を何とか止めようと苦心し動き回る。しかしそれらは彼が仕掛けた一つの「証明」の歯車に過ぎなかった。

アラン・パーカーがとてもうまい点は殺人現場をビデオという形で観客に提示することで限りなく「ダーティーな雰囲気」を醸し出し「教授に対する同情」というのをかき消している点である。そうすることによって教授の持つ「二面性」つまり殺人犯としての素顔と優しい教授の素顔
を保ったまま謎解きが展開していくのである。観客は常にいつ暴かれるかもわからない「化けの皮」におびえつつ映画を見ることになってしまうのだ。

テーマは今も議論が活発な「死刑」の是非。「ミッドナイト・エクスプレス」では「冤罪」「ミシシッピ・バーニング」では「人種差別」と社会派監督として次々と秀作を送り出すアラン・パーカーの鋭く社会の暗部を切り裂く手腕が発揮されている作品だと思います。