イマイチの曲も・・・・・・・・ 久しぶりに、CDを取り出して聴いてみると、B・J・トーマスやトム・ジョーンズあたりを除くと、女性歌手の作品の方が、楽曲もアレンジも出来がいいような。やっぱり異性の方がバカラックのインスピレーションを刺激した、ということでしょうか。また、英語の歌詞を解しない多くの日本人にはメロディの美しさが第一。ビギナー向けには、他の1枚組のベストで十分では。
入門編として最高です バート・バカラックはレノン&マッカートニーと並んで20世紀後半のポピュラー・ミュージック界を代表する作曲家といってよいと思いますが、活動歴が長く、また自身が作曲家であり演奏者でないため録音が散在しており、どこから手をつけたらいいか分かりにくく、全体像が捉えにくいミュージシャンと思います。 個人的にはバカラック名義のアルバムやディオンヌ・ワーウィックとの録音から入りましたが、そういう風に聴くといわゆる「代表曲」の「代表的名演」の取りこぼしが出てきます。例えば最も有名な曲のはずの「雨にぬれても」「アルフィー」「何かいいことないか仔猫チャン?」などはわざわざサントラを買わないといけません(バカラックのベストで聴くとこれらの有名曲はバカラックによるインスト再録音であったりして、曲の良さが伝わりにくくなっています)。 この編集盤は、収録の全50曲のうちワーウィックの録音はわずか7曲、バカラックは3曲、ダスティ・スプリングフィールドは2曲、残りは全部別のアーティストによる録音です。わざわざ集めるとなると大変な曲をしっかり収録していて、かなりの労力の節約になり大助かりでした。「英国編集のため、オリジナル録音でなく英国で馴染み深いアーティストで録音したものに差し替えた」というのが9曲ありますが、代表曲は基本的にオリジナルですし、その9曲のうち5曲はワーウィックがオリジナルで簡単に手に入ります。音楽好きでない人を対象としたのかな?というようなバカラックに無縁の装丁が気に入りませんが、解説は比較的充実し歌詞・訳詞まで載っています。 バカラックの入門編としては最高の1枚になると思います。
音楽ファンになるための一枚。
♪あなたが、ジワッとしてしまう歌はどれでしょうか。
私は、1曲目からジワッとしてしまいます。ホント、何度聴いてもいい曲だなぁって思います。
そんな気持ちにさせてくれる歌が20曲以上(2枚組の計50曲収録)あるのですから、たまりません。CDタイトル通り、ミディアム・スロー・ナンバーをたくさん集めていて、『雨にぬれても』『恋よ、さようなら』など、名曲がひしめきあっています。
バカラックの才能には、感心してしまいます。が、理屈は入りません。ひとつひとつの歌心に酔いしれていけば、大満足できるアルバムでしょう。
個人的には、2枚目に収録されている『世界は・・・』から『リヴィング・・・』までの流れがいいです。特に、『ジズ・ガール』(男性版の『ジズ・ガイ』は未収録)はいちばんのお気に入り。しっとりとした切ない歌心に、何度聴いてもジワッとしてしまいます。
そして、バカラックの次は、ロジャ・ニコなどの一連のソフトロックを聴いてみることをおススメいたします。音楽って「つながっているもの」なのです。いい音楽は他にもたーくさんあります。(※バカラックのカヴァー曲も楽しめます。)
このCDは、音楽ファンになるための一枚だと私は思います。
青春のメロディ バカラックは本当に懐かしいですね バート・バカラックが稀代のメロディ・メイカーなのはこの数々のヒット曲をきくと実感します。
カーペンターズのデビュー曲ともなった「遥かなる影」、映画「明日に向かって撃て」の主題歌を歌ったB・J・トーマスの「雨にぬれても」、ディオンヌ・ワーウィックの「恋よ、さようなら」「サン・ホセへの道」「アルフィー」「ウォーク・オン・バイ」、ダスティ・スプリングフィールドの名唱「恋の面影」。1980年のヒット曲、クリストファー・クロス「ニュー・ヨーク・シティ・セレナーデ」なんか比較的最近のイメージで捉えていますが、あれからもう四半世紀を越えてしまいましたね。
1960年代から70年代のポップスシーンを考えた時に、バカラックがもしいなければ、世界のヒット・チャートはきっともっと貧弱になっていたと思います。まさしく膨大な“スタンダード・ナンバー”が次ぎから次ぎへと流れてくるようです。
バカラックを語る時に、ディオンヌ・ワーウィックを語らずにはおれません。この素晴らしい女性シンガーの存在が、我々にバカラックの素晴らしさをより上手く伝えてくれたと思います。 ディオンヌ・ワーウィックが歌った1969年の世界的大ヒット曲「恋よ、さようなら」の♪I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN♪は当時の日本人の多くがこのフレーズを口ずさめることからいかにヒットして親しまれたかが分かると思います。
そして、1960年代後半の世相を反映するかのようなジャッキー・デシャノンが歌う「世界は愛を求めている」は素晴らしいメッセージ・ソングとして今も必要とされていると思います。♪だれかへの愛ではなくて すべての人々へ愛を♪
もうこのように洋楽のヒット曲が親しまれることも無くなりましたが、同じヒット曲を共有できた時代というのは幸せだったのかもしれません。
あれもこれも彼の曲 ザ・メロディメーカー、バート・バカラックのオールタイムベスト。 かなり長いタームのヒットチューンがてんこ盛りである。 歌う人間が違い、アレンジが時代を反映したものであっても、 同じコンポーザーの作品集だけにさすがに統一感がある。個人的な好みで言えば、メロディに力があるだけに 力感があり過ぎる男性ヴォーカルよりは歌唱法に余裕を感じさせる ディオンヌ・ワーウィックが、一番彼の曲にはまっているように思える。 1枚目でおすすめなのは、このアルバムを聴くまでは カーペンターズのオリジナルだと思っていた01., 映画音楽史上に残る名曲 05., ここに収録されているオリジナルよりも ジョン・レノンの泣きのシャウトが思い出される 07., 前述したディオンヌの名唱が冴える13., 20., あたり。 2枚目では、物憂げな 01., 吉里爽が唯一リアルタイムでヒットしたのを記憶している22., コステロの抑制の効いたヴォーカルがすばらしい25., など。 タイトルとジャケットに一考の余地あり・・・かな?とも思うが、 オーケストラとホーン、女声コーラスを多用したようなアレンジは ある時代のJ-POP のアレンジの雛形になったように思われる。 ヒット曲の中でシンガーソングライターの作品の比率が高くなったのは 洋の東西を問わず共通の傾向だが、このアルバムにはいい歌い手なら 「思わずカバーしたくなる」スタンダードナンバーが詰まっている。 まさに、「プロの」職人技の見本市のようだ。
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