いい作品なのに絶版とは残念です SF好きなので、なんの抵抗もなく舞台設定に入れます。でもこれはちょっと今までとは違うタイプの設定ですね。自己防衛のために作ったものがじゃまになり生命の危険にもさらされる存在になるなんて・・・。
基本的にはその「システム」を破壊しようとするストーリーですが、そこまでにはさまざまの意表をついた難関が待ち受けています。そしていよいよ最終対決に向かって主人公が見たものは・・・。うわぁ〜っ!そんなバカなっ!そんなのありかっ!
という結構な秀作なのですが、評価が低いのはやはりSFマニアックだからかな。
娯楽作としては良作の部類 原作者が同一であるが故に、傑作「ブレードランナー」と比較され、いまいち評価の低い「スクリーマーズ」 だが決して駄作と言うわけではなく、世界観はなかなか良く出来ていると言ってよい。 さらに特筆すべきは敵ロボットの発する機械音。これほど生理的嫌悪感をもたらす音はそうそう無いであろうと思われる。劇中で突然、この音が鳴ったときの感覚を強いて例えるならば、部屋で過ごしているときに、ゴキブリの足音と思しきカサコソという音が聞こえたときの感覚とでも言えばいいだろうか。
そして例のラストシーン。まさに戦慄と言う言葉が良く似合うシーンである。
ディック原作とはいえ、ディックのテーストはそこにはない 原作はフィリップ・K・ディックですが、映画「ブレード・ランナー」の域には残念ながら達していません。「ブレード・ランナー」が優れているのは、その独特の様式美、「本物であるということはどういうことなのか」というテーマ設定の斬新さなどにあります。本作「スクリーマーズ」は根本的にディックが追い求めていたテーマをきちんと理解できていない点に敗因があります。 ディックがその作品の中で手を変え品を変えて執拗なまでに追っていたテーマとは「私は誰なのか?」ということです。決して「本物は誰か?」という鑑定ゲームではありません。「ブレード・ランナー」では偽者を発見して処理するはずの主人公デッカー自身が「私は何者なのか?」という根本的問いに絡め取られていきます。我々見る側が最も感情移入するのは主人公ですから、映画の進行と共に私たちも必然「私は何者なのか?」と自問自答していくことになります。 しかし「スクリーマーズ」ではそうした問いかけはありません。あくまで「本物ではないのは誰か?」という猜疑心に囚われたゲームに取り組むだけです。映画のテーマが「私の真贋」ではなく「他者の真贋」である点がディックの意図を読み違えていると私は感じるのです。もちろん「他者の真贋」を探ることをテーマにして優れたサスペンス映画を作ることは可能ですが、本作は我々を「翻弄する」ほどの力強さも複雑さも持ち合わせていません。 ディックの意図をきちんと捉えることが出来ていれば、この映画の仕上がりは大きく異なっていたのではないかと思います。
やっぱりこっち側のひとですね。 一昨日、NHK BSでやってたTVドラマ「ジャンヌ・ダルク」はなんとびっくり我らがDuguay監督の作品でした。TVというもののスケール感は下手な映画以上!どことなく奇才ブアマン先生の傑作「エクスカリバー」風味も。世界観の表現よいです。うーむ、見直しましたDuguay先生。もっと評価されていいのにね。そうそうこの映画なんですけど、わかる人にはわかるんです。SFXだけのSF映画なんかより100倍おもしろいです。
まあまあじゃないでしょうか。 何を基準にしてB級と呼ぶのか未だに謎ですが、この映画はまあまあ面白い方だと思います。(あくまで私は。) 最近のSF映画でもこれよりつまらない映画はたくさんあります。 独特の世界感がありますね。
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