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滾る血潮に拳を握り締めて。 第二期イースタンの黎明期の作品。前作「イースタンユース」で日本語のパンクと云うカデゴリーに身を置いていた、彼らがその泥沼からの離脱を宣言した作品。 森田童子の「たとえば僕が死んだら」をオリジナルな展開でコピーして見せ、この歌が好きで演っているんだと語る。前作の怒りや焦燥の中から拾い上げ手にした物は、大きかったに違いないだろう。 アルバムのラスト「冬の残像」はインストながら、物語的な映像が浮かぶ。因みに歌詞は、掲載されている。
炸裂する情念 イースタンユースが現在のスタイルを確立した記念碑的作品。一切の英詩を排除し、歌と詩と音の洪水がひとかたまりになって聴くものを襲う。激しく、熱く、悲しくて、うるさいのに、どこか冷たい。一曲目の「月影」から五曲目「窓辺に揺れる」まで息をつけない。六曲目の「只、眠れる魂」がメロウなのでほっとできるのだが....。ノイズとかポップとかパンクとかメタルとか、インディーズ盤だから音質が悪いとか、そんな細かいことは全く気にならない。というか気にする自分が恥ずかしくなってしまう。ただただ純粋な音楽がそこにある。ただただ真摯に音楽に取り組む人間の生の渇望が凝縮してそこにある。
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