???ジョン・アーヴィングの同名小説をラッセ・ハルストレム監督が映画化したヒューマン・ドラマの秀作。 ???アメリカ、メイン州の孤児院で純粋無垢に育った青年ホーマー(トビー・マグワイア)は、院長のラーチ医師(マイケル・ケイン)がひそかに行っている堕胎手術を受けに訪れたキャンディ(シャーリーズ・セロン)にひかれ、孤児院を飛び出してリンゴ園で働くことに。そこで彼はさまざまな人生の喜びや哀しみを体験していく…。 ???人がそれぞれ生きていくうえでのルールを痛感しながら、自らの生き方を模索していく若者の姿が、みずみずしくも切なく見事にとらえられている。孤児を増やしたくないがために中絶手術を行い、孤児たちに人生のルールを優しく説き聞かせていく院長を名優マイケル・ケインが好演し、アカデミー賞助演男優賞を受賞。ほか、膨大な原作を自身の手で思いきり凝縮したジョン・アーヴィングに脚色賞が贈られている。(的田也寸志)
父親と息子 メイン州にある孤児院の院長である医者Dr. Larch(Michael Caine)は子供を産み落としに来る母親の出産と、噂を聞いてやって来る女性の中絶を秘密に行っています。 養父母と上手くいかずに結局孤児院で育つことになるHomer(Toby Maguire)はとても明晰な少年で、やがて孤児院でDr. Larchの右腕となって働くようになります。ただ自分が孤児であるため、中絶を行うことに関しては絶対に相容れることができません。 そしてHomerにも孤児院を出る機会が訪れ、山の上の世間と別離された孤児院から外の世界へを見に行くこととなります。
原作のJohn Irvingは、この映画で父親と息子の話を書こうとしたそうで、「生物学的には親子ではないけれども血のつながりがないからこそ、より深く愛し合い、憎しみ合う父親と息子の話。」だそうです。
人はどれくらい自分のいる場所から遠くに行くことができるのか?ラストの孤児院のシーンは何度見ても心が暖まります。
愛する人とは 色々な愛の形はあると思うが、目 耳を塞ぎたくなるよーな衝撃的な事実。 愛する人とは・・・ 2人の男性の間で揺れる 美しい女性を とても綺麗に美しく演じていたシャリーズ・セロンは見所。もう一つ『堕胎』とゆう難しい問題の題材には とっても考えさせられます。
シャーリーズ・セロンがすごく綺麗 シャーリーズ・セロンがすごく綺麗。あんな綺麗な人がベットでうつ伏せになっておしりを出してくれたのが最高!もうそれしかいいようがない。彼女は美人でおまけに映画では裸になってくれるのでこれ以上ない女優だよ。
ジョン・アーヴィングの傑作の映画化 この作品で私が気に入っているところは、内容が基本的にリベラルであるということだ。私は、アメリカで研究活動中戦時中の地方紙をマイクロフィルムで追ってみたことがあるのだが、夫を戦場に送り出し銃後で家庭を守る多くの若妻の写真が紙面を飾っていた。無論そこでは女の貞操というものが強調され、アメリカ男子はそんないたいけなアメリカの乙女を全体主義の魔の手から守るために戦っているのだという暗黙のメッセージがあった。その意味で重要なのは、キャンディの夫(婚約者)が下半身不随で還ってくることだ。これは恐らく生殖が不可能になったことを意味している。これは、戦争が結局人から「性」「生」を奪う行為でしかないということを含意している。で、キャンディは夫の留守中しっかりホーマーと性的関係を持っている。孤児院の院長は、人間を救うのは道徳や法律ではないという信条の下に、当時法律違反とされていた堕胎を行い、従軍を逃れるためには医療データも捏造する。近親相姦のテーマだけは、ややあざとく説得力を欠いた展開とも思えるが、これはこの作品の主題が「生」「性」「生命」でもある以上、どうしても必要なことだったのだろう。いずれにせよ、本作は一種の性愛論・身体論であり、且つある種の反戦文学でもある。その意味で、ジョン・アーヴィングの原作は是非とも読まれなくてはならない。映画だと、どうしても細部が描ききれず、センチメンタルに流れてしまう。
最後の最後で涙が溢れました。 気持ちのよい涙を流させてくれ、かつ、深く考えさせられるテーマを持った名作。「堕胎の是非」という重い問題を背景にし、親に捨てられた孤児という設定なので、ともすると暗くなりがちですが、本作は、トビー・マグワイア演ずるホーマーの素朴さやホーマーを父親のように深く愛し、見守るラーチ院長の愛の深さによって、非常に前向きな印象になっています。 「青年の自分探しの旅」「幸せの青い鳥」というとありふれたテーマに感じますが、シナリオの絶妙さ、各俳優陣の名演によりなんともいえない味のある作品になっています。 最後の最後のあのセリフと子供たちの笑顔には涙が溢れます。爽やかで前向きな気持ちにさせてくれる、名作です。
|