???名ヴォーカリストとして知られる故・ナット・キング・コール。彼が残したスタンダードナンバーに、満身創痍で取り組んだのは愛娘のナタリーであった。この作品ではレコーディングのデジタル技術が進化したことで、父娘競演による息の合ったすばらしいデュエットが実現。 ???それまでロックやポップステイストのソウルを得意といしていた彼女が、情感をも歌いこなすシンガーとして成長したことも証明し、聴かせてくれる1枚となっている。ラストを飾る表題曲<22>をグラミー賞のステージで、感慨無量の面持ちで歌いあげていたのが印象深い。(春野丸緒)
静かな夜に、聴いていたい。 もともと、父親であるナット・キング・コールの歌が好きだった。 ベルベット・ボイスともうたわれた味のある美声。 Mona Lisa, Too Young, L-O-V-E, Route 66, Unforgettable...
久しぶりに聴くそれらは、ナタリー・コールの優しい声で 新しい魅力を引き出され、懐かしさとともに、耳を楽しませる。
Smile, Unforgettable の情感には特に引きこまれてしまう。 静かな夜に、聴いていたい。
ジャジー、クラシカル、ナチュラル、ヒーリングミュージック! サラ・ブライトマンやシセルのハイトーンヴォイスに癒され飽きたら趣向を変えて、対称的なナチュラルでハートフルな低音の魅力に浸ってみるのも気分が換わっていいものですよ。 このナタリーコールのアルバムは、アメリカンジャズスタンダードを中心とした古典的ながらもまた一風違う落ち着いた名曲が選曲されてることも、コントラストが楽しめてグッドです。同様に、カーペンターズのカレンさんなども、とてもナチュラルな低音の魅力的な素晴らしい声をしていると思いますが、冒頭の2人と聴き比べるといろいろな癒しが味わえて、飽きずに楽しめますよ。
受け継がれた歌のバトン 娘が父に贈るトリビュート・アルバムということで、 リリース当時話題になった。 ナット・キング・コールのボックスセットを持っているが、 さまざまなジャンルの膨大なレパートリーがあるだけに どれをカヴァーするものか選曲に苦労したのがうかがえる。よく知られているように、ナット・キング・コールは、 ジャズからそのキャリアをスタートさせ、 ポップスシンガーとして大きな成功を収めたアーティスト。 ここでは、ジャジーな曲も織りまぜながら、 ナタリ−・コールが自らの音楽的なルーツでもある偉大な父への オマージュを「愛をこめて」奏でている。 アレンジは原曲のイメージを損ねないように気遣われているので、 ナット・キング・コールのファンも充分に楽しめるだろう。 ジャズ系の曲で小粋にスイングする軽妙洒脱な感じは、 充分に父親のそれと重なる。 ビッグバンドをバックにナタリ−がちょっぴりワイルドに(?) スイングしてみせるさまは、自らの成長ぶりを 天国のキング・コールにアピールしているかのようで、 ほほえましい。 個人的には、偉大な父のレパートリーの中で以下の曲も 収録して欲しかった。 ♪Stardust, ♪Quizas, Quizas, Quizas(キサス、キサス、キサス) それはさておき、古き佳きものがきちんと受け継がれてゆく アメリカのショービズの懐の深さを感じることができる名盤だ。
ナタリーが歌うスタンダード・ジャズ ジャズ・ファンだけではなく音楽好きな人なら素直に受け入れられる・・そんな素敵な歌が詰まったアルバムだと思います。夜なんかにお酒を飲みながら聴いたら最高かも。ナタリーはこのアルバムで自身15年振りとなる1991年度グラミー賞Record Of The Year 、Album Of The Year、 Best Traditional Pop Performance の三部門を受賞しています。
アメリカの良き時代を思わせるアレンジ ナット・キング・コールの娘として親の七光りを受けているナタリーですが、 彼女自身の実力も素晴らしく、いやらしくなく聴けます。 自慢の声域でハイ・トーンを張り上げる歌手は多いですが、 ナタリーの声は伸びやかでとても気持ちいい。バックのオケ、ストリングスのアレンジも素敵です。 ハイソというか、ゴージャスというか、古き良き時代のアメリカを感じさせるような空気が流れています。 冬、あたたかな部屋で聴くのにぴったりな雰囲気です。
|