高らかに鳴らす、希望の音 95年以降、オウム・震災・山一證券倒産など、非常に暗いニュースで日本人は未来に希望を失いかけていた。そんな時代で数少ない日本人に嬉しいニュース、「希望」という存在は、筑紫哲也も久米宏もドジャース野茂の活躍だと口を揃えていった。その野茂ほど国民全体に対してインパクトを与えたわけではないが、音楽でその暗さに一矢報いた名盤がこれだ。ミリオンナイツに生登場した浜省と町史はリスナーに向けて高らかに希望を送っていた。
“暗い時代に風穴を開けたかった”、“これが最後でも構わないこれ以上の作品はつくれない”、と本人が語るほどの自信作。確かに何度も聴くごとに良さがじわりじわりと実感してくる。「Because I Love You」などメロウさとROCKの浜省の持つ良い面がうまく混ざり合って名曲が生まれている。 またタイトルは上記のような理由のみならず、浜省本人のメンタルバランスが回復した証のような名づけ方であるともいえる。
高いハードル イントロの「Be〜」から曲調はノリノリです。全体の印象はすっきりと清涼感があって苦味が少なく、アルバムの最後まで一気に飲みほせて全然もたれない。それだけアルバムとして完成しているということなんだと思います。本作を高いハードルと実に4年も言い続けたという、浜田さん96年当時の最高傑作アルバムです。これ以前のオリジナルアルバムと比較すると明らかに何かが違う、そんなアルバムですよね。肯定されない方もおられるようですが、そこはリスナーが個々に求める側面の違いでしょう。「僕は何を歌っても浜田省吾」という気持ちがあるんですけど。
POPであること 「J・BOY」も「愛の世代の前に」も、 バラードコレクションシリーズも、もちろん素晴らしいアルバムだ。 社会派の歌を紡ぐ浜省は、文句なく素晴らしい。 だけど、このアルバムは数ある作品群の中でも、ひときわ輝いていると思う。このアルバムでは徹頭徹尾、POPなラブソングというテーマが貫かれている。 「社会派」というレッテルから感じられる取っつきにくさは微塵もなく、 自分が伝えたいことを歌いつつ、それでいて聴き手に優しい曲ばかり。 それは聴き手に媚びているという意味では決してない。 流行に迎合することなく、持ち味であるいい意味での泥臭さは健在。 彼ならではの痛快なロックンロール「さよならゲーム」、 ファンへのメッセージソングでもある「君のいるところが〜」、 胸をかきむしるような切ないバラード「ビコーズ・アイ・ラブ・ユー」など、 蓄積してきたサウンドの引き出しを惜しげもなく開いて、 聴き手を楽しませることに徹している。 マニアからビギナーまで、 自信を持ってオススメできる1枚。 「恋は魔法さ」の浜省バージョンが入っているのもうれしい。
最高でしょ! 〜浜省のアルバムはどれも好きだけど、ぼくはこれが今のところ一番好き。 メッセージソングがどーのとか言われて苦しんでた時期があったように思うけど、このアルバムで吹っ切れたような気がする。それが音にも出てるのだと思うけど、一曲目の”Be My〜〜 Baby"から日本のアーティストとしては出色の抜けのいい音!加えて、いよいよすごみを増したボーカル!あー、歌が好きなんだなぁって思った。思えば、いつだってテーマは”愛”だったよね。全曲ラブソング、必然でしょう。〜
日本の音楽シーンの至宝 浜省ここにあり、をファンだけでなく世間に知らしめ、浜省の音楽テイスト満載したファン垂涎の名盤である、「あれから二人」は村下孝蔵氏の名曲「初恋」と共に日本の音楽史に並び立つ名曲である
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