今までよりオルタナよりです サラ97年発表の大傑作アルバム。 さすがにサラがジョニミッチェルの境地に達しているとはファンの僕でも思えませんが、この作品に限ればジョニのブルーに匹敵するほどの内容の充実ぶりだと思います。 作品が広がりを持ちつつも完璧にまとまっておりこれをかけるだけで至福の40分をすごせます。
夏の想い出 このアルバムが発売された1997年の夏、幸運にも私はバンクーバーにいた。ある日、何気なく見ていたテレビのスタジオライブ番組で彼女が「Building a Mystery」を演奏していた。プロモーションのために出演していたのだろう。私にとっては初めて見るミュージシャンだったが、素朴だが美しいその顔立ち、そして何よりも彼女の歌のメロディに魅せられた。翌日、市内のHMVに行ったら、彼女の新しいアルバムが並べられていた。ジャケットには、暗闇の中に椅子に座って目を閉じて静かに微笑んでいる彼女。迷わずレジに向かった。
半年後、日本に戻っていた私は、彼女が来日することを知った。ライブは確か東京と大阪の2カ所で予定されていた。私は住んでいる場所により近い大阪のライブに行くことに決めた。そういえばこのときPRのために久米宏のニュースステーションでライブで「Building 〜」を歌ったのだが、私はそれを見逃してしまった。(一生の不覚)
ライブの当日、会場に着いてみるとそんなに大きな場所ではなかったのが意外に感じた。会場につめかけたファンは外国人が多かったように思う。まだ、日本ではそんなに知名度も高くなく(リリス・フェアよりも前の話)、日本人の客は少なかった。アットホームな雰囲気の中、ステージに現れた彼女はごく普通の女性のように感じられた。しかしその歌声は間違いなくCDで聞いていた繊細だが力強い声だった。
Angel L.A.に住んで2年目のある日、6才になる娘と片道2時間かけて砂漠にあるOUT LET SHOPへ買い物に出掛けました。あまりに巨大なモールのためにすぐに時間がすぎ帰路につくことに。果てなく続くHIGHWAY、空が赤くなり西日が眩しかったのを覚えています。そんな時、[ANGEL]がラジオから流れてきて、その瞬間他の音が消え、その澄んだ声だけが耳に入っていた、とても心地よかった。あの宙に浮いてるような、あのゆっくりと流れる時間、今でも忘れません。横では娘が可愛い寝顔をしていました。やはり、Los Angelesは、天使の街でした、その時は。
現在のサラのスタート地点 このアルバムで世界的に一躍時の人となってしまったサラ。 iTunesやその他のダウンロードなどで確認できる彼女のジャンルは「オルタナティブ」です。 それに疑問を抱く人も、抱かない人も多々いるとは思いますが、「SURFACING」以前までの彼女のジャンル分けとしては、妥当な判断だと思います。 そしてこのアルバム。そのジャンルとしては紛れも無くPOP/.ROCKの音作りでプロダクションを変更し、ラジオ馴染みの良い楽曲たちで勝負をかけたところ それが大当たり。 同時期からスタートさせたリリス・フェアの貢献も大きかったでしょうが、彼女のダークな世界がそのまま服を着替えて メインストリートへと闊歩し始めました。 薀蓄はさておき、個人的に傑作ではありませんが、名作の域だと思います。 精神世界を歌った「BUILDING A MISTERY」に始まり、ダイレクトな愛の歌「I LOVE YOU」「ADIA」「SWEET SURRENDER」「BLACK & WHITE、」などなど、大ヒットがズラリ。 彼女の歌をCDに収めることは充分不可能とは分かっていても(←ライブが一番という事)、ここには迫り来る歌の世界が存分に広がっています。 インスト楽曲を含むグラミー賞受賞という結論からしても、彼女の魅力が充分に伝わる一枚です。
女性SSWの総和にして金字塔的作品。完璧! もう手放しで褒めまくっても誰も文句はないでしょう。 それ位の価値がこのcdにはあるし、 この作品から彼女を知ることが出来、 最高の形でカタログを楽しめてる感じがします。これから彼女を聞き始める方も この作品からを強くお勧めします。 その後AFTERGLOWまで長いスパンですが デビュー盤までさかのぼっても良いし AFTERGLOWへと続かれても違った趣を楽しめます。 まあとにかくこのcdに関しては 多くの説明は要りません。とにかく超お勧め この作品を知らない人は人生の何分の一かは損してるだろうな。 自信を持ってプレゼントにも出来る数少ない 全人口型作品です。
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