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あたらしい戦略の教科書

酒井 穣
売上順位:731
評価:評価:4.5
発売元:ディスカヴァー・トゥエンティワンディスカヴァー・トゥエンティワンディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2008-07-15
¥ 1,575

通常24時間以内に発送
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日本語
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評価:4顧客(読者)の視点を重視したこれまでにない戦略解説書
アカデミックな戦略関連の書籍とは一線を画す(小難しい表現が皆無ということ).ビジネス書仕様にて表現も比較的平易で,非常に読みやすく,一気に読み進んでしまえる.どちらかというと業務実践向けの内容であり,具体的な示唆も多いので,ビジネスマンには役に立つ記述が多いのではなかろうか?

これまでの戦略本は市場分析やその分析ツールのテクニカルな解説などに終始したものが多かったように思うが,本書はもっと概念的なところを「戦略とは何か」から丁寧に解説,その解説方法もオリジナリティーが高い.例示を用いた解説も読者の分かりやすさへの配慮が窺える.本文にもあるように,ビジネスにおける戦略は競合を意識することではなく,顧客との共通点(本書ではスイートスポットと言っている)を拡張することを意識すべきであり,それを読者(顧客)のために地でやっているのが本書の記述なのかもしれない?

話題の書籍ということで読んでみた.それなりの価値は十分得られるが,学術的な要素は意識的に外されており,大学の先生あたりは価値を認めない内容かもしれない.ただ,戦略の定義も筆者独自の説明によってなされており,賛否両論であろう? 小生は楽しませていただきました.



評価:4簡単に全体像がわかる
「戦略」というともともとは軍事用語ですね。ゆえに、この分野で古典、名著と呼ばれ
る本には難解なものも少なくないです。

 しかし、本書は「あたらしい」戦略の教科書という名前があるように、またカバー等
の雰囲気からもわかるように、他の本に見られがちな難解さとは無縁です。本全体がや
さしい言葉で書かれています。

 戦略とは、現在地と目的地を「結びつける方法」であると定義します。

 目的地をするために未来を知る。そのためには未来を予測しなければならない。予測
のための方法論も公開されています。また古い戦略論の欠点や情報収集の方法(インタ
ビューの仕方など)も書かれています。

 実務に携わっている方からすれば既知の内容も多いかもしれません。しかしそのよう
な経験がない私には勉強になりましたし、いわゆる読むべき本(クラウゼヴイッツ、ド
ラッカー、大前研一、勝間和代氏などの著書)からの引用も多くお得感もありました。




評価:5戦略+インタビューノウハウ 1冊で2度オイシイ
「戦略」をわかりやすく明確に定義していますが
あえて「戦略」と「戦術」の違いに関しては議論せず。

この本で何が大切か、何を伝えたいのかをハッキリさせています。

戦略の本なのに戦略の本と感じさせないのは
まさに「新しい」。

より、組織における戦略遂行を重視した立場で書かれています。

またドライ情報(一般に公開されている情報)を
貴重なウエット情報(人づてに入手する情報)にかえるために
インタビューの利用を推奨しています。

その項にインタビューノウハウがまとめてありますが
この内容は私のようにインタビューを生業とするものにとっては
とても参考になる無いようでした。

この項だけでも本1冊分の価値を感じました。


評価:4戦略の教科書
戦略の立案から実行までのプロセスが分かり易く説明されている。文字通り戦略の教科書である。
本書はポジショニング・学習アプローチ等、特定の戦略論ではなく、戦略の本質について説明している。
特定の戦略論を学ぶ前に、先ず本書で戦略の本質について学ぶべきだろう。



評価:5「現場が実行できる戦略には何が必要なのか」がテーマ
戦略をたてるということは、一昔前にくらべると普通に行われるようになって
きたし、戦略立案でよく出てくる経営専門用語やフレームワークもそこそこ使い
こなせるようにもなってきた。

ここで問題なのは、そうやって立てた経営戦略なり、事業戦略が少なからず「絵に
描いた餅」に終わり、決して実行されないと言うこと。その理由は様々であるが
多くの場合、立てた戦略と「現場」があまりにもかけ離れているところに原因が
ある場合もある。

この本は、戦略を扱っているが、どのようにして戦略を立てればよいのかという
ことではなくて、「現場が実行できる戦略には何が必要なのか」という視点で
書かれているところが類書との違い。そこには、戦略とは企画部門が策定するだけ
ではもはや不十分で、現場がしっかり参画しないと実行できるすぐれた戦略はうま
れないという洞察がある。

非常に易しく書かれているが、奥深い内容である。