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味のあるやりとり 特殊能力のある4人がチームを組み、銀行強盗をはたらく話。
ほとんど趣味としてこなすそれは、スタイリッシュで、切迫感は無い。 楽しんでいるのだ。 伊坂氏の作品では、登場人物たちの交わす会話が生きている。本作品では、特 にそこが際立っている。 あっさりとしたエンターテイメントとして、彼等の銀行強盗劇を楽しめるはず だ。
よくできているとは思いますが 豊富な知識をベースに 緻密な筋立ての小説を書ける作家さんであることは誰もが認めることでしょうが なんの人格描写もない「悪い若者」を出して主人公たちがとっちめて縄で縛って 「受けてきた教育がわるい」だの、コバンザメみたいな悪党を「周りに流されて生きてきただけの人間」だの、そこまでストーリー上重要でない箇所での主人公たちの発言がすこし 鼻につきますが、うまくまとまっている小説であるとは思います。
禅問答? 会話のほとんどが禅問答みたいで読んでいて疲れる。 参考文献に『フェルマーの最終定理』を掲げているのは正直ではあるが、『フェルマーの最終定理』で紹介された数学パズルをそのまま記載するってのは如何なものか?禅問答に深みがない一因だ。
先が読めてしまうことも難点の一つ。 伏線の敷き方が馬鹿丁寧なので先が読めてしまうのだ。 一方で、『本物の銀行強盗と見間違うような防犯訓練』は予想できなかったが、伏線の敷き方が上手いのではなく、リアルの世界ではありえない防犯訓練なので予想しようにもできない。反則技だ。 ドキッとする展開は166ページの『響野か?』の1回だけだった。
ポップ 『本屋大賞』を受賞し正に今ノリにノッていると言える伊坂氏のとってもポップで親しみのある一品♪
少年心を無くしてないっていうよりは少年そのもの、そしてクセのある特技を持った4人組+サブメンバーのあくまでポップな銀行強盗小話。
おそらく登場メンバーが勝手に動き過ぎていつの間にか小説になっちゃった(失礼)みたいな空気感は読んでて気持ちが良い。 DVD化もイメージが浮かびやすくて納得。
今伊坂作品は何を読んでも外れが無いが敢えて個人的好みで順位付けして☆3とした。 もちろん読んで損なし♪
趣向を変えて デビュー作では不思議な魅力とオリジナリティーに溢れた世界を、次作では騙し絵をモチーフに巧みな舞台廻しを見せた作者ですが、本作は些か趣向を変えて娯楽性を大幅にアップ、ぐっと読み易く楽しい作品に仕上がりました。 出版社を見ても分かる通り前2作とは一線を画す作品ですので、純文学系(?)とエンタメ系で評価が分かれるかも知れませんが、輪郭の尖ったキャラ、独特の会話、読めない展開はいつもながら。 作品毎に変化を続ける作者ですので、本作以降もどんな成長を見せて呉れるか楽しみです。
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