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池谷の優しさがうっすらとにじむ 脳の一部分である「海馬(かいば)」の研究者、池谷裕二と コピーライターを主戦場に 様々なシーンで活躍する時代の寵児、糸井重里との対談書
「コミュニケーション能力を高めるためには、どのように脳を使えばよいのか」 という糸井の疑問を、池谷は決してはぐらかさない まず、素人の視点にたち、素人の意見に耳を傾け 次に、専門家の視点にたち、専門家ならではの見解を、静かに口にしている そこに、池谷の優しさがうっすらとにじむ
対する糸井の話術もさすがだ 自分と、相手と、その場にいない読者の「気持ち」を把握しつつ 糸井でさえ把握しきれない対談の行く末..大げさに言えば少し先の未来..を 無邪気に楽しんでいる
記憶は海馬の中に蓄えられていているわけではないんです。 海馬は情報の要・不要を判断して、他の部位に記憶を蓄えるんですね。 だから海馬を「記憶の製造工場」と言うのです。(P144)
さらされている膨大な情報の中から、海馬は必要な情報だけを 選び抜いています。結局、残された情報の方が少ない。 海馬の役割は、情報の「ふるい」です。(P149)
..本質を知った科学者ならではの、分かりやすい例えだと思う
読後感がキモチいい すでに、川島隆太氏と茂木健一郎氏の本を十数冊読んでいたので、それらの本での知識の再確認ができればと、本書を読んでみました。 既に知っていることも多かったのですが、ドキドキ感が途切れることなく、最後まで読めました。 「生きてることって、素晴らしい」と思うほど読後感がキモチ良かったです。
なんのための対談なのか? 他のレビューアーの方もかかれていましたが、読んでいてとても苦痛でした。 理由は簡単で、糸井さんに問題があるためです。 一読すればわかると思いますが、一線の研究者と本一冊分の対談をすると決まっているにもかかわらず、事前に全く準備をしていない。それも専門書を読むどころか、池谷さんがなにを研究しているのかについてすら、おそらくほぼ知識ゼロの状態で対談が始まってしまっている。 池谷さんの、研究分野を上手に説明する能力というのは、研究者としてとても珍しいんですよ。それぐらい上手なんです。それが無駄になっている。それぐらいゼロで無関心なんです。
空間の刺激 他の方も書かれている通り非常に分かり易い本である。難解に思える脳の話だが、専門知識がない人間でも興味深く読むことができる。池谷氏単独の著書も非常に面白いのだが糸井氏が加わることによりベクトルが色々な方向に向けられることでさらに面白さが増している。余談ではあるが、私は人に贈与するために二冊購入してしまった。
素直におもしろい。 いい本だと思います。 なるほどな〜などと思いながら読み進んでいくうちにわくわくしてきます。 感心したり感動したり感激しました。 読んでいるうちに元気になってくるような本です。
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