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臓器移植について考えるきっかけを得られる本 この巻では患者の脳死判定の手順、手技を見せるところからはじまり、臓器の摘出のシーンまで丁寧に描写されています。 臓器を摘出する過程をリアルに描き、遂には空っぽになった腹腔を一面真っ黒のコマで表現したりと、作者の表現力の高さを改めて垣間見ることができました。 私は医学生の身分でありながら、臓器移植が何たるかについて漠然としたイメージしか持っていませんでしたが、この一連のシーンを通して脳死移植がどうして問題になるのか、ハッとさせられました。 摘出手術前にムツミ医師が斉藤に向かって「どういうことか見せてあげるわ…臓器移植とは何なのかを…!」と発する場面がありましたが、私はまさにそれを見せ付けられた気がしたのです。マンガが持つユニークな表現方法だからこそ心に響くものがありました。 皆さんにもこのマンガを読んで、移植とはどういうことなのか考えるきっかけにしていただきたいと思います。
結局、安易なストーリーに・・・ 前巻まで、赤の他人が臓器提供をする、またそれが認められてしまうなど現実的にはありえない。と散々に批判があったせいか、話は唐突に脳死臓器移植へ。なんだかなあ・・・という感じ。 結局今までのごたごたはなんだったのか、まったく意味がないし、そもそも、そのことについても答えを出さずに(出せずに?)、安易なありがちのストーリーに進めざるをえなかったのだろう。拡げすぎた大風呂敷をまとめられずうっちゃって、次の風呂敷を使うしかなかった、そういう印象。 マンガとはいえ扱っている問題が重いだけに、単に都合よくストーリーを組み立てるためだけに、こういった題材を著者が好き勝手にいじくりまわすのはいかがなものか?個人的にはかなりの疑問と嫌悪感を覚える。
臓器移植はしたくなくなります。 この巻では、まだ主人公は移植しません。 しかし、脳死判定の患者が出て、リアルに臓器移植の現場が描かれています。 少し気持ち悪くなりました。 私はドナーカードは持っていませんが、改めて臓器移植の提供はできないなと感じさせらました。 臓器を移植された側の患者の描写もあり、なかなかの人間ドラマが描かれています。 良書です。
臓器移植とは何か? ついに腎臓移植に向けて大学が動きだす。
赤城さんの移植の前に 臓器移植ドナーが永大にあらわれ 臓器移植とは、どういうものなのか その体をもって先生に教えてくれる。
使える臓器を次々に体内から取られ 腹の中はカラッポ。 まるでゾンビに食われていく人間のよう。
かつて、手塚治虫の「ブラックジャック」で 医大の解剖授業で、用務員のおじさんが 『最近の医大生ときたらホトケにありがたみもなく切り刻みやがる』 となげくという話がありましたが そのエピソードの中で 『これが、さっきまで人間だったのか』 と医大生が驚くセリフがあります。 まさにそんな感じ。
どうせ、火葬にしちゃうなら 使っちゃえばいいんですけどね 機械のパーツを交換する気分でね なんか違和感を感じつつも それで救える命があるなら、そっちのがいいですよね。
と、いろんなことを考えます。
いざ、自分が移植せざるをえない体になったら そんなこと言ってられないと思いますが。
倫理とは何か?
そりゃ、人間が勝手に自分で作った物です。 守るのも、改定するのも、破るのも それもまた人間の勝手です。
臓器移植の現場を知りたい人は、ご覧あれ。 この巻は、臓器移植のプロセスを、現場の視点で、詳細に描いています。 臓器移植は、 「遺族の同意、脳死判定、臓器摘出の直前まで随時行われる遺族の意思の再確認、臓器摘出、臓器移植...」 と進み、 移植には、 「患者を担当していた看護婦・医師、遺族、移植コーディネーター、臓器を摘出する医師、臓器を移植する医師、移植を受けた患者...」 など、さまざまな人が関わります。 病気が進行して、1巻の頃に比べ、カオリの精神状態にだいぶ変化が.....病気の怖さを感じます。
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